大久保様:当社はエンジニアの派遣事業を行っています。お客様は、大手メーカーやIT企業が中心で、参画するプロジェクトは年間約2万件にのぼります。そんな当社において、私や小野寺の役割はエンジニアの育成・採用・プロジェクトへの配属など、多種多様なお客様のニーズに合わせて最適なエンジニアを提案しています。
小野寺様:エンジニアは常にトレンドを把握することが重要です。ITに関わる最新の製品やテクノロジーの多くは、米国など海外から日本に浸透していくケースが多く、英語で書かれているドキュメントを読み解く力がエンジニアには必要になります。なおかつ、当社にも常時500件ほどの「英語がマスト」のプロジェクトがあるなど、英語力の高い人材を求める声の高まりを感じていました。
大久保様:プロジェクトのうち、「できれば、英語ができるエンジニアをアサインしてほしい」と仰る企業様は2割にのぼります。これは決して少なくない割合です。こうした市場ニーズに合わせて、当社では外国人エンジニアの採用にも力を入れています。
日本にいる外国人エンジニアを採用するのに加えて、海外に求人を出してskype等で面接したり、直接現地に出向いたりするほど注力していて、現在は全国で150人ほどの外国籍社員を雇用しています。外国人エンジニアは英語に堪能で、それゆえ最新の技術をどんどん取り入れていることから、本当に優秀です。プロジェクトにおける英語の必要性が増すなかで必要とされるエンジニアになるには、エンジニアとしてのスキルをさらに磨くだけでなく、高い英語力を身に付けなくてはいけません。
英語力が高ければ、そのエンジニアの市場価値は上がり、参画できるプロジェクトの規模も当然大きくなります。それが、お客様からいただく
金額にも反映されるような世界です。市場ニーズに応える・エンジニアの市場価値を上げる・当社のビジネスを加速するという3つの理由から、エンジニアの英語力向上は必須でした。
小野寺様:これまでも、レアジョブ英会話は活用していました。オンライン英会話はコストも安いので英語スキル習得を希望する初級レベルの
社員を中級レベルに引き上げる事をメインに活用しています。ただ今後は上記課題を解決するために、(市場ニーズに応える為に)中級レベルの社員を業務で英語を活用できるレベルまで向上させるためのプログラムが必要と判断しました。そのため、確実に英語力を鍛えられるサービスを導入しなければと思っていました。
大久保様:当初は通学形式のサービスも検討しました。しかし、エンジニアはそれぞれのお客様先に常駐しているため、勤務地も業務の忙しさもプロジェクトによってばらばらです。そのため、場所や時間を選ばず、自宅や出張先からでも受講できるオンライン形式の方が受講者が継続しやすいのではないかと思い「スマートメソッド®コース」の導入を決めました。ちなみに正直なところ「スマートメソッド®コース」の
「成果保証」に関しては、最初はピンときていませんでした。けれど国際的な規格に基づいてわざわざ英会話力を「成果保証」するということは、プログラムへの自信の裏返しだろうとは思っていました。
小野寺様:4ヵ月間という受講期間もちょうどよかったです。1〜2ヵ月での集中受講でも力は付きそうですが、確かな英語力の定着と受講者の
学習習慣化のためには、長い期間伴走いただいた方がいいと思っていました。「スマートメソッド®コース」の1日1~1.5時間×4ヵ月という
期間設定は、業務と同時並行できる現実的なラインでとても良かったです。プログラムの内容や、サポート体制もオンラインとは思えないほどしっかりしていたので「このプログラムをやり遂げた受講者はかなり力が付くのでは」と期待が持てました。
「スマートメソッド®コース」の受講希望は複数人から応募があったため、今の業務における英語の必要性・今後のキャリアにおける英語の必要性・学習意欲・計画能力などを総合的に見て、受講者を選びました。
小野寺様:卒業者は「講師のレベルが高く、日本人コンサルタントの方もマンツーマンで伴走してくれるので、サポート体制も整っていて非常に満足度が高かった」と話していました。レアジョスピーキングレベル5→8(※1)と、なんと3ランクアップしており、「自分の英会話力がこの4ヵ月で大きく上がったことを実感している」と本人が言い切っているのが、何よりの成果ではないでしょうか。
※1:以下動画にレアジョブスピーキングレベル4~8のサンプル動画を用意しておりますのでご確認くださいませ。
<各レベルでできること>
・受講前:レアジョブスピーキングレベル5
ー 予測できる慣れ親しんだ相手との日常的な状況(職場での挨拶・質疑応答など)であれば、いくつかの語彙やフレーズパターンを使ってやりとりができる。
ー 一連の基礎的な語彙やフレーズパターンを使って、会議で意見や行動計画について理由を挙げて短く述べることができる
・受講後:レアジョブスピーキングレベル8
ー ネイティブ同士の議論に加われないこともあるが、自分が一部でも興味関心があることなら抽象的なトピックでも議論することができる。
ー ある視点から賛成または反対の理由や代替案を提示しながらプレゼンテーションを流暢に行い、一連の質問にも論拠を述べて明確に回答することができる。
大久保様:今後、受講者が実務でどれだけ英語を活用できるかがプログラム受講の最終成果になると思います。今回受講した者は大手メーカー系SIerでインフラエンジニアとして活躍しているのですが、「さらに任される業務領域を増やしたい」と話していました。本人のキャリアにも
良い影響が与えられたかなと感じていますし、私たちとしても彼が業務の中でより英語を活用できるよう、プロジェクトの調整などのサポートをしていきたいです。導入前はテストで測る英語レベルの向上と、実務で英語を活用できることに相関関係がどれほどあるものだろうかと不安もありました。けれどプロゴス担当者の方には、「受講者が更なるレベルアップのために何をすべきか」を毎回丁寧にフィードバックいただくなど常に提案を重ねていただいたので、すごく満足しています。
小野寺様:毎日の受講状況や定期的に実施するテストの結果も管理画面から確認できます。また「スマートメソッド®コース」は4ヵ月間、日本人コンサルタントの方が受講者に伴走してくれます。通常、英語研修を提供する私たち事務局側は、受講者のモチベーションを喚起したり、やり切るためのフォローをすることも仕事の一部であり、なかなか工数が掛かるものです。しかし「スマートメソッド®コース」はプロがフォローしてくれるので安心して任せることができ、まったく管理の手間が掛からなかったので事務局側にとっては助かりました。
大久保様:「スマートメソッド®コース」の受講希望者を募った際、多くの社員が手を挙げてくれました。ハイレベルな英語学習プログラムへの受講意欲を持つ社員がこれほどいるとは知らなかったので、驚きましたね。今回は都合上1名だけの選抜でしたが、今後はさらに英語研修を強化したいので「スマートメソッド®コース」の受講者数ももう少し増やしたいです。
小野寺様:「スマートメソッド®コース」はしっかりと取り組めば確かな成果が出るプログラムだと思います。その分、やり遂げる意志や家族の支えなども必要でしょう。だからこそ、受講希望者にはしっかりと本人の意志や家庭環境などを含めて4ヵ月間プログラムを継続受講できるのかを確認したうえで、受講をサポートしていきたいと思います。