導入事例 | 株式会社プロゴス

海外展開を加速するため英語学習プログラムを体系化。ボトムアップには 「レアジョブ英会話」、短期間での選抜プログラムには「スマートメソッド®コース」の2軸で支援

作成者: レアジョブ広報担当|21/03/31 11:24

貴社の事業内容と英語の必要性について教えてください。

当社は、総務部門を除き、代表取締役以下全員が生粋のエンジニアで構成された技術者集団です。

目指しているのは、最先端の課題に日々取り組みながら“論理(Logic)により人類の発展に貢献する。
高い信頼性を持つシステムを提供し、暮らしを豊かにする顧客製品に寄与する”こと。

具体的には、自動運転/MaaS(Mobility as a Service:「マース」)社会を実現するテクノロジーカンパニーとして、
「プロセス/自動運転/自動運転シミュレータ」の事業と、「先進技術開発/システム開発」を中心とする2つの基盤事業から構成されています。

自動運転/MaaS社会を考えるためには、日本国内だけでなく、自動車先進国・ドイツやアメリカの企業・技術者と意見交換を行い、
新しい技術を取り入れていく必要があります。そのため、2019年8月には、ドイツ・ミュンヘンに子会社も設立しました。
また、優秀な人材を確保するには、労働人口減少が進み続ける日本だけでなく、世界に目を向けて外国人の人材を雇用する必要があると
考えており、社内外で英語を用いたコミュニケーションが不可欠になると予想できます。

貴社の英語学習において課題だったことと、レアジョブのサービス導入の経緯を教えてください。

社員の英語力を高めてグローバル展開を加速したいと思っていたものの、
「グローバル人材」の定義付けもできておらず、英語研修も実施できていませんでした。

「英会話や英語学習を各自で行ってください」と呼びかけはしていたのですが、
日々の業務で忙しい社員が、各自で良質な英会話スクールや英語学習サービスを見つけて
英語学習に取り組むのは、なかなか難しいようでした。

グローバル展開へ本腰を入れると決めたタイミングでようやく、
「会社側が費用を負担してでも、英語学習環境を整えるべきだ」という考えに変えました。

エンジニアは英語のドキュメントを参照する機会も多く、英語に抵抗を持っている者はそれほど多くないかもしれません。
しかし、「話す」部分については慣れておらず、苦手意識を持っている者も多いものです。
そこで、発話機会の提供によって、海外企業や外国人担当者と商談・折衝できるような英語力を身に付けてもらおうと方針を決めました。

ちょうどその頃、タイミング良くレアジョブの営業担当者にサービスの紹介を受ける機会がありました。
価格がリーズナブルであること、オンライン学習サービスであるため時間や場所を選ばず受講できる点が便利だと感じて、
レアジョブのサービスを導入することにしたのです。

 

「レアジョブ英会話」と「スマートメソッド®コース」の両方を導入いただいたのはなぜですか?

グローバル人材の定義をする上で、ビジネスシーンにおいて英語で折衝ができるレベルになってほしいのであれば、
「CEFRでB1.2を目指しましょう」と提案を受けました。
そこで、まずは社員の実力を「見える化」するために「レアジョブ英会話」を導入したのです。
具体的には、希望者を5〜6名募って、3ヶ月間でどれほどレベルアップするかを確認しました。
実施してみて、目に見えてレベルアップすることがわかり、
「より集中して学習すれば、ビジネス英会話ができるレベルまで引き上げることができる」と確信を持ちました。
そこで、求めるレベルに短期間で到達してもらいたい人材向けに、「スマートメソッド®コース」も導入することに決めたのです。
こちらは成果保証であることと、コンサルタントが受講期間中、日々寄り添って学習をサポートしてくれる仕組みが気に入りました。

今は「レアジョブ英会話」は希望者を対象として提供し、全社の英語力底上げに活かしており、
一方で「スマートメソッド®コース」は事業部長より推薦を受けた者に受講してもらっています。
今後当社の海外展開が本格化した際に、国内外で英語を駆使して活躍してもらいたいと期待しています。

英語学習定着や受講者のモチベーション維持のために、どんな働きかけや工夫をしましたか?

ひとつは、「会社側の費用負担」です。
「レアジョブ英会話」については、70%以上の受講率を維持すれば、会社で継続して費用負担を行うという制度を敷いています。
また、就業時間内にオフィスで受講することを推進しているので、受講者の多くは昼休みや夕方に受講していますね。

「スマートメソッド®コース」は受講時間も長いので、業務として取り組んでもらっています。
こうした「社内で受講しやすい環境づくり」も、継続した英語学習を促進できているのではないでしょうか。

他には、目標設定ですね。英語学習の開始時に能力計測を行い、目指してほしいレベルを明確にすることで、
「自分がどれくらい頑張らなければいけないか」
が見えやすくなります。
受講終了まで定期的に能力測定をすることで、
レベルアップが目に見え、自信も付き、モチベーションも上がっているようです。
会社側にとっても、
「いくらコストを投資して、これだけの人材が英語力を上げることができた」という費用対効果が把握できるので
計画的な人材育成を実現する上においては目標設定は必要だと思います。

 

今後、社員の英語教育に関してどのような展開を考えていますか?

今後も、「英語を話せるようになりたい」という意欲を持った社員のボトムアップには「レアジョブ英会話」
直近あるいは将来に業務で英語を必要とされる人材の短期的・戦略的レベルアップには「スマートメソッド®コース」
この2軸で英語学習の環境を提供していきたいと思います。

定期的に受講の成果を全社員に公表するなどして、「『レアジョブ英会話』や『スマートメソッド®コース』を受講すれば、
これだけ英語が話せるようになるよ」と示すことで、受講者も増やしていきたいです。

当社は採用においても、日本語で必要最低限の会話ができる人材であれば、国籍関係なく採用しています。
現在は中国人3名、ベトナム人1名、ロシア人1名、アメリカ人1名が社員として活躍してくれているのですが、
彼らには日本語学習の機会を提供して、日本語検定1級レベルを目指して欲しいと言っています。彼らの頑張りを近くで見ていて、
「自分は英語を話せるようになりたい」と思う者もいるでしょうし、危機感を覚える者もいるでしょう。
今後は、さらに外国籍の社員も増え、海外で、あるいは海外と仕事をする機会も増えると思うので、
そういった環境も社員の英語学習のきっかけやモチベーション向上に繋がってくれればと願っています。