海外展開を加速するため英語学習プログラムを体系化。ボトムアップには 「レアジョブ英会話」、短期間での選抜プログラムには「スマートメソッド®コース」の2軸で支援

株式会社OTSL

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日々の世界各国の技術者間での英語でのコミュニケーションが必須であると同時に、今後の外国人の人材雇用やグローバル展開を見据えて英語学習が急務に。
それまでは各自に任せていた英語学習も、会社が指揮をとり目標設定から、各層適した研修設計を行い、英語研修をゼロの状態から社内に英語研修を作り上げたその過程をお伺いしました。

お話をうかがった方

取締役 山村 和彦 様

課題

・社内での「グローバル人材」の定義が不明確
・英語学習は従業員任せになっていた
・英語を「話す」ことに対しる苦手意識をもつエンジニアが多かった

解決策

・オンライン英会話を活用し話す機会を多く提供
・ボトムアップ層にはオンライン英会話、選抜者にはスマートメソッドコース®と、目的に沿った研修設計

効果

・金額補助、受講環境を整えることで受講者の継続学習を促進させ、モチベーションを維持
・オンライン英会話月間利用回数平均20回を維持でき、社内の英語力ボトムアップを実現
・スマートメソッドコース®で選抜メンバーのレベルアップへと繋がった

貴社の事業内容と英語の必要性について教えてください。

当社は、総務部門を除き、代表取締役以下全員が生粋のエンジニアで構成された技術者集団です。

目指しているのは、最先端の課題に日々取り組みながら“論理(Logic)により人類の発展に貢献する。
高い信頼性を持つシステムを提供し、暮らしを豊かにする顧客製品に寄与する”こと。

具体的には、自動運転/MaaS(Mobility as a Service:「マース」)社会を実現するテクノロジーカンパニーとして、
「プロセス/自動運転/自動運転シミュレータ」の事業と、「先進技術開発/システム開発」を中心とする2つの基盤事業から構成されています。

自動運転/MaaS社会を考えるためには、日本国内だけでなく、自動車先進国・ドイツやアメリカの企業・技術者と意見交換を行い、
新しい技術を取り入れていく必要があります。そのため、2019年8月には、ドイツ・ミュンヘンに子会社も設立しました。
また、優秀な人材を確保するには、労働人口減少が進み続ける日本だけでなく、世界に目を向けて外国人の人材を雇用する必要があると
考えており、社内外で英語を用いたコミュニケーションが不可欠になると予想できます。

貴社の英語学習において課題だったことと、レアジョブのサービス導入の経緯を教えてください。

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社員の英語力を高めてグローバル展開を加速したいと思っていたものの、
「グローバル人材」の定義付けもできておらず、英語研修も実施できていませんでした。

「英会話や英語学習を各自で行ってください」と呼びかけはしていたのですが、
日々の業務で忙しい社員が、各自で良質な英会話スクールや英語学習サービスを見つけて
英語学習に取り組むのは、なかなか難しいようでした。

グローバル展開へ本腰を入れると決めたタイミングでようやく、
「会社側が費用を負担してでも、英語学習環境を整えるべきだ」という考えに変えました。

エンジニアは英語のドキュメントを参照する機会も多く、英語に抵抗を持っている者はそれほど多くないかもしれません。
しかし、「話す」部分については慣れておらず、苦手意識を持っている者も多いものです。
そこで、発話機会の提供によって、海外企業や外国人担当者と商談・折衝できるような英語力を身に付けてもらおうと方針を決めました。

ちょうどその頃、タイミング良くレアジョブの営業担当者にサービスの紹介を受ける機会がありました。
価格がリーズナブルであること、オンライン学習サービスであるため時間や場所を選ばず受講できる点が便利だと感じて、
レアジョブのサービスを導入することにしたのです。

 

「レアジョブ英会話」と「スマートメソッド®コース」の両方を導入いただいたのはなぜですか?

グローバル人材の定義をする上で、ビジネスシーンにおいて英語で折衝ができるレベルになってほしいのであれば、
「CEFRでB1.2を目指しましょう」と提案を受けました。
そこで、まずは社員の実力を「見える化」するために「レアジョブ英会話」を導入したのです。
具体的には、希望者を5〜6名募って、3ヶ月間でどれほどレベルアップするかを確認しました。
実施してみて、目に見えてレベルアップすることがわかり、
「より集中して学習すれば、ビジネス英会話ができるレベルまで引き上げることができる」と確信を持ちました。
そこで、求めるレベルに短期間で到達してもらいたい人材向けに、「スマートメソッド®コース」も導入することに決めたのです。
こちらは成果保証であることと、コンサルタントが受講期間中、日々寄り添って学習をサポートしてくれる仕組みが気に入りました。

今は「レアジョブ英会話」は希望者を対象として提供し、全社の英語力底上げに活かしており、
一方で「スマートメソッド®コース」は事業部長より推薦を受けた者に受講してもらっています。
今後当社の海外展開が本格化した際に、国内外で英語を駆使して活躍してもらいたいと期待しています。

英語学習定着や受講者のモチベーション維持のために、どんな働きかけや工夫をしましたか?

ひとつは、「会社側の費用負担」です。
「レアジョブ英会話」については、70%以上の受講率を維持すれば、会社で継続して費用負担を行うという制度を敷いています。
また、就業時間内にオフィスで受講することを推進しているので、受講者の多くは昼休みや夕方に受講していますね。

「スマートメソッド®コース」は受講時間も長いので、業務として取り組んでもらっています。
こうした「社内で受講しやすい環境づくり」も、継続した英語学習を促進できているのではないでしょうか。

他には、目標設定ですね。英語学習の開始時に能力計測を行い、目指してほしいレベルを明確にすることで、
「自分がどれくらい頑張らなければいけないか」
が見えやすくなります。
受講終了まで定期的に能力測定をすることで、
レベルアップが目に見え、自信も付き、モチベーションも上がっているようです。
会社側にとっても、
「いくらコストを投資して、これだけの人材が英語力を上げることができた」という費用対効果が把握できるので
計画的な人材育成を実現する上においては目標設定は必要だと思います。

 

今後、社員の英語教育に関してどのような展開を考えていますか?

今後も、「英語を話せるようになりたい」という意欲を持った社員のボトムアップには「レアジョブ英会話」
直近あるいは将来に業務で英語を必要とされる人材の短期的・戦略的レベルアップには「スマートメソッド®コース」
この2軸で英語学習の環境を提供していきたいと思います。

定期的に受講の成果を全社員に公表するなどして、「『レアジョブ英会話』や『スマートメソッド®コース』を受講すれば、
これだけ英語が話せるようになるよ」と示すことで、受講者も増やしていきたいです。

当社は採用においても、日本語で必要最低限の会話ができる人材であれば、国籍関係なく採用しています。
現在は中国人3名、ベトナム人1名、ロシア人1名、アメリカ人1名が社員として活躍してくれているのですが、
彼らには日本語学習の機会を提供して、日本語検定1級レベルを目指して欲しいと言っています。彼らの頑張りを近くで見ていて、
「自分は英語を話せるようになりたい」と思う者もいるでしょうし、危機感を覚える者もいるでしょう。
今後は、さらに外国籍の社員も増え、海外で、あるいは海外と仕事をする機会も増えると思うので、
そういった環境も社員の英語学習のきっかけやモチベーション向上に繋がってくれればと願っています。

 

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株式会社OTSL

https://www.otsl.jp/

OTSLは、自動車の組込みシステムや近距離無線技術の開発を事業の軸として、市場やお客様が求める一歩先の何かを常に考え、技術とノウハウを提供してきました。
私たちは、これまでに蓄積した知恵の集大成の一つとして、次世代の開発思想や技術を自動車に関わる開発の現場に効率よく導入していくためのコンサルティングサービスを提供しています。また、新たな事業として自動運転シミュレータ製品を開発し、世界に向けて提供開始しました。ミリ波レーダやLIDARなど自動運転向けの様々なセンサが対象を検知する動きをリアルタイムにシミュレーションできる製品群には、世界初の技術を数多く搭載しています。

ご提供したサービス

レアジョブ英会話 スマートメソッド®コース

レアジョブ英会話 スマートメソッド®コース

「レアジョブ英会話 スマートメソッド®コース」は個人最適化された学習により、短期間で確実なレベルアップをお約束するプログラムです。

「通学型・講師派遣等、英語研修の成果が得られていない」

「英語研修を実施しても、実際に話せるようになる参加者がいない」

スマートメソッドコースでは約4ヶ月(16週間)で受講者様のスピーキング当社の定めるレアジョブスピーキングレベルにおいて1レベルアップ(CEFR-Jにおける1レベルアップ)以上の学習成果を保証しています。

レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース

レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース

「レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース」は初級~上級者まで幅広く対応しており、受講頻度を毎日/月回数制で選ぶことで、対象者の学習ペースに柔軟に対応可能です。
便利な受講管理システム、ブラウザ内完結でレッスン受講ができるほか、リーズナブルな価格帯・大規模導入に耐えうる業界随一のキャパシティも企業研修に適しています。

関連事例

[ビジネス英会話]
[ビジネス英会話, スマートメソッド®コース]

同志社女子大学 様

同志社女子大学は、キリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツを教育理念の柱とし、1876年に開設された「女子塾」を起源としています。かつて新島襄の妻・八重も教鞭をとったこの伝統校では、2年前からAI自動採点によるスピーキングテストPROGOS®を教科指導に活用しています。京都御所近くに位置する歴史ある今出川キャンパスで、英語英文学科の3人の方からお話を伺いました。

アサヒグループホールディングス株式会社 様

アサヒグループホールディングス株式会社(以下、アサヒグループHD社)は、国内最大手の飲料メーカーグループの持株会社として、グループのグローバル展開における経営戦略・経営管理を担っています。

日本企業から真のグローバル企業への変革を実現させるための人的資本充実を目指し、必須スキルとしての英語力強化と次世代経営人材の育成に課題意識を持たれていました。

課題意識の背景やプロゴス社との取り組みについて、HR部門の作川様と河口様にお話を伺いました。

株式会社ニュー・オータニ 様

 

東京オリンピックの開催や訪日外国人の増加をきっかけに全社的に英語力の向上が必要になり、レアジョブ英会話を導入。
導入の決め手、社員に継続して受講してもらうために担当者の旗振り方法、また英語力向上以外にもたらした効果をお伺いしました。

コスモエネルギー開発株式会社 様

 

海外出張が多いものの、英語力不足が散見され、2015年より英語教育へ注力。
レアジョブ英会話の受講率を高く維持する運用施策、担当者が実際に受講継続することで得た効果をお話いただきました。

大同特殊鋼株式会社 様

 

世界各国に海外ネットワークをもち、毎年海外トレーニーに派遣し、現地法人やお客様の海外拠点に派遣され、1年間業務体験型研修を実施。
これまでは渡航までの1年間準備期間は属人的になっており、成果においてもばらつきがでていた状態からいかに変革を加えていったのか、お話を伺いました。

ヤンマー情報システムサービス株式会社 様

 

国内での労働人口減少と飛躍的に向上するITニーズによる、国内IT人財の需給ギャップの拡大、海外市場の拡販に向けた、求められる人財像の変化に対応するために、英語研修を強化。

導入にいたった背景や、役職者から受講することの重要性についてお話を伺いました。

株式会社海遊館 様

 

世界最大級の水族館である「海遊館」などを運営する株式会社海遊館 。
インバウンド需要が増す中で、外国人のお客様に対する顧客満足度の向上、また社内の従業員満足度向上をきっかけにレアジョブ英会話を導入。一時的な短期的な施策ではなく、中長期施策としてのお取組み内容を伺いました。

ホソカワミクロン株式会社 様

 

企業グループの4分の3が外国人社員で構成されるホソカワミクロン株式会社。第1目標である、TOEIC750の到達者の次のステップとて英会話力を強化を目的としたレアジョブ英会話を導入。
学習の継続・習慣化が最難関と言われながらも担当者の工夫で受講率80%を維持し英会話力を向上させた施策についてお話いただきました。

株式会社キーレックス 様

 

要取引先の海外展開に伴い、海外事業の拡大、また自動車業界は100年に1度の大変革と言われており、事業環境の背景から社員の英語力向上が必要不可欠に。
講師派遣型からレアジョブ英会話への研修形態を変更したきっかけや
その後の効果、や今後の英語研修展開についてお話をうかがいました。

大晃ホールディングス株式会社 様

 

グローバルに事業展開するも、外国籍社員が日本語尾が優秀が故に、
“外国語を使える社員”と“日本語しか話せない社員”が二極化。
この状況から脱却するために試行錯誤しながら行った英語研修施策について、またその効果についてお伺いしました。

HENNGE株式会社 様

『HDEメールシステム』を用いたメールシステムのクラウド化や、
Linuxサーバ管理ツール及び、メッセージング、セキュリティソフトウェアの開発販売をおこなっているHENNGE株式会社。導入の効果について話をうかがいました。

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